ドキュメントの目次
  1. はじめに
  2. HTMLフォームで送信する
  3. フォームSDK
  4. 項目と入力ルール
  5. メール通知と自動返信
  6. API

メール通知と自動返信

Magic Form Cloud は、送信を受け付けると、管理者への通知メールと送信者への自動返信メールを送ります。件名と本文はプレーンテキストのテンプレートで、入力値を差し込めます。メールは受付とは別に配信され、一時的な失敗は自動で再試行し、失敗したメールは管理画面から再送できます。このページでは、宛先の設定、差し込み、添付ファイルの扱い、配信と再送、メールが送られない場合を説明します。

設定する場所

フォーム画面の「項目・設定」にある「通知・自動返信」で設定し、「項目・設定の下書きを保存」で保存します。

メール設定も下書きの一部です。保存しただけでは反映されず、「保存済みの下書きを公開」で公開すると、その後の受付から新しい設定が使われます。メールの宛先と内容は、受付の時点で公開版の設定と入力値から決まり、後から設定を変えても作成済みのメールは変わりません。

通知メール

管理者やチームに、受付の内容を知らせるメールです。

設定 内容
通知メールを有効にする チェックを外すと通知メールを送りません
通知先メールアドレス 1行に1件、最大5件。未設定の場合は通知しません
CC 1行に1件、最大5件
通知の件名 180文字まで。改行は使えません
通知の本文 20,000文字まで
  • 通知先ごとに1通ずつ送ります。同じアドレスを重複して登録することはできません(大文字と小文字は区別しません)。
  • CCは、1件目の通知先へのメールにだけ付けます。CCの人には通知が1回だけ届きます。通知先と同じアドレスはCCから除かれます。
  • 通知メールの返信先(Reply-To)は、送信者のメールアドレスです。「自動返信先の項目」で選んだメール項目の値を使います。そのため、通知メールに返信すると送信者宛てになります。「自動返信先の項目」が未設定か、値が空の場合、Reply-To は付きません。

自動返信

送信者に、受付を知らせるメールです。

設定 内容
自動返信を有効にする チェックを外すと自動返信を送りません
自動返信先の項目 送信者のメールアドレスを入力する項目。メール型の項目から選びます。「自動返信しない」も選べます
自動返信メールへの返信先 自動返信メールの Reply-To に設定するアドレス(任意)
返信の件名 180文字まで。改行は使えません
返信の本文 20,000文字まで
  • 自動返信は、「自動返信先の項目」に入力されたアドレスに送ります。その項目が任意で空のまま送信された場合は送りません。
  • 自動返信メールにCCは付きません。
  • 送信元(From)のアドレスは、サービス側で設定されたものが使われます。フォームごとには変更できません。

件名と本文のテンプレート

件名と本文はプレーンテキストです。HTMLメールは送れません。新しいフォームには次の内容が初期設定されています。

設定 初期値
通知の件名 {{form_name}}へのお問い合わせ
通知の本文 お問い合わせを受け付けました。、空行、{{all_fields}}
返信の件名 お問い合わせを受け付けました
返信の本文 お問い合わせありがとうございます。、空行、{{all_fields}}

差し込み

件名と本文には、次の差し込みを書けます。

書き方 差し込まれる内容
{{form_name}} フォームの名前(公開した時点の名前)
{{all_fields}} すべての項目を定義の順に「項目名: 値」の形で1行ずつ並べたもの
{{field.KEY}} 識別キーが KEY の項目の値(例: {{field.email}})
  • {{ field.email }} のように、括弧の内側に空白があってもかまいません。
  • 定義にない差し込み(存在しない識別キーなど)があると、保存時に「メールの差し込み項目が未定義です。」と表示され、保存できません。
  • 件名に差し込んだ値に改行が含まれる場合は、空白に置き換えます。
  • 「メールをプレビュー」を押すと、サンプルの値を差し込んだ通知と自動返信の件名・本文を確認できます。

本文の例:

{{field.name}} 様

お問い合わせありがとうございます。
以下の内容で受け付けました。

{{all_fields}}

値の表示

項目の型 メールでの表示
文字列の型、数値 入力された値
同意、はい/いいえ はい または いいえ
選択、単一選択 選んだ選択肢の値
複数選択 選んだ選択肢の値を 、 でつないだもの(例: web、print)
ファイル ファイル名とサイズを 、 でつないだもの(例: portfolio.pdf(1 KB))
未入力 空
  • 選択肢は表示名ではなく値が表示されます。メールでも読みやすいように、値に日本語を使うこともできます。
  • 確認入力用の項目(same_as)や非表示の項目も {{all_fields}} に含まれます。含めたくない場合は、{{all_fields}} の代わりに {{field.KEY}} で必要な項目だけを並べます。

添付ファイルの扱い

添付ファイルはメールに添付しません。メールにはファイル名とサイズだけが表示されます(1MB未満はKB単位、1MB以上はMB単位)。ファイルは管理画面の受付詳細から、サイトの所有者だけがダウンロードできます。

配信と再試行

  • 送信を受け付けると、受付データを保存し、送るメールを配信待ちとして登録します。メールは別の処理で順に配信されます(1分ごと)。メールの配信に失敗しても、受付データは失われません。
  • 配信状況は、受付一覧と受付詳細に「待機中」「配信中」「配信済み」「失敗」で表示されます。受付詳細では、宛先、件名、本文、試行回数、エラーの内容も確認できます。
  • 配信先の一時的な障害などで失敗した場合は、間隔をあけて自動で再試行します(合計5回まで)。
  • 配信されたかどうかを確認できない失敗の場合は、二重送信を避けるために自動の再試行を止め、「失敗」として残します。

管理画面からの再送

「失敗」になったメールは、受付詳細の「再送を予約」で再送できます。

  • 再送を予約すると、試行回数を0に戻して配信待ちに戻します。
  • 実際には相手に届いていた場合、再送で同じメールが重複して届くことがあります。送信先の受信状況を確認してから予約してください。
  • 利用している配信サービスによっては、受付から23時間を過ぎたメールは再送を予約できません(「配信サービスの重複防止期間を過ぎています。」と表示されます)。その場合は個別に対応してください。

メールが送られない場合

状況 送られないメール
「通知メールを有効にする」のチェックを外している 通知
通知先メールアドレスが未設定 通知
「自動返信を有効にする」のチェックを外している 自動返信
「自動返信先の項目」が「自動返信しない」 自動返信
自動返信先の項目が空のまま送信された 自動返信
入力エラーで受け付けなかった すべて(受付も保存されません)
ハニーポット(_hp)に値があった すべて(受付も保存されません)
同じ送信IDによる再送(重複) すべて(最初の受付のメールだけ)

設定を変えたのにメールが変わらない場合は、下書きを公開したかを確認してください。

サービス側でメール配信が設定されていない場合、受付一覧に「メール配信は未設定です。受付は保存されますが、通知・自動返信は配信設定後に送られます。」と表示されます。この間もメールは配信待ちとして残り、配信が設定されると送られます。